自由自在に測る

Dive into Hemo-Dynamics

Mobile PC

脳動脈CFD血流解析 研究支援
ソフトウェア スイートFlow Lens®

脳動脈内の血行力学を 自由な視点と美麗な
アニメーションで

「Flow Lens®」は、脳動脈内の血行力学の研究支援*を目的とした、まったく新しいCFD(Computational Fluid Dynamics:数値流体力学)血流解析ソフトウェアです。

最新技術を用いた簡単なワークフローで、透過的に覗き込むようにCFD血流を可視化・定量化し、自由自在に「視る・探る・測る」ことによる革新的な体験を提供します。

Features & Functions特徴と機能

Visualize

Hemo-Dynamics を実感する 革新的なアニメーション視覚体験

CFDシミュレーションによって計算された血流解析データを、独自技術により、リアルタイムのアニメーションで表示。目前で観察しているかのような視覚体験を提供します。

正確に、美麗に、 自由自在な視点からの観察

科学的な正確さと映像的な美麗さを両立しながら、血行力学を可視化。自由自在な視点からの観察は、新たな気づきを最大限に引き出します。

Explore

直感的なUIと多様な出力で新時代を切り拓く研究をサポート

直感的なユーザーインターフェース(UI)により、CFD血行力学を迅速に分析。多様な可視化画像と詳細な数値のデータ出力が、日々の研究発表や論文執筆を効率的に加速。
ユーザーの研究アイディアの具現化と探求の深化を最適化してサポートします。

Measure

ユーザーが知りたい血行力学情報・形態情報を定量化

CFD血流解析による血行力学情報(Hemo-dynamics)として、指定点の流速、壁面せん断応力、圧力を計測。形態情報(Morphology)として、20種類以上の形状指標を定量化。ユーザーの専門知識と経験が、CFD血流解析と融合され広がります。

製品スペックSpecification

基本機能

入力

血管内腔形状データ

(STL)

CFD血流解析 条件設定

自動設定 『ワンクリックCFD血流解析™』搭載

CFD血流解析 定常流計算

CFD血流解析 拍動流計算

オプション

CFD血流解析 可視化

血行力学・血行動態 定量化
流速 (Velocity)

血行力学・血行動態 定量化
壁面せん断応力 (WSS; Wall Shear Stress)

血行力学・血行動態 定量化
圧力 (Pressure)

形態解析

20種類以上の形状指標

動画出力

(MP4, WMV, MPG, AVI)

静止画出力

(PNG, JPG, BMP)

数値出力

(CSV, Clipboard)

解析データの管理

CFD解析領域の設定機能(詳細)

血管内腔形状データ入力

入力データのエラーチェック

入力データのエラー自動修正

解析領域の指定

自動形状解析にもとづいて迅速な形状編集を実現する『Quick Geometry Engine ™』搭載

自動形状解析にもとづいて迅速な形状編集を実現する『Quick Geometry Engine ™』搭載

CFD境界条件の指定

自動推定/ワンクリック修正

自動推定/ワンクリック修正

CFD計算条件の設定機能(詳細)

物性値の自動設定

流量モデルの自動設定

流量モデルのパラメータ変更

流量の手動指定設定

オプション

メッシュ端面の延長設定

詳しいスペックはお問い合わせください

Screenshotスクリーンショット

  • Blood Flow CFD by FlowLens
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User's Voiceユーザーの声

※開発中製品テストでのフィードバックも含みます

UserCFD血流解析研究の
医学エキスパート (PhD)

  • 総合満足度は★10
  • 使いやすい、わかりやすい
  • 過去のCFD技術に比べて画面がとても綺麗
  • このソフトでCFD血流の裾野が広がる

User脳神経外科研究の
医学エキスパート (PhD)

  • CFD血流アニメーションが自由視点で見られて画期的
  • これまで見たことのない画が見られ、新しい発想が生まれる
  • ソフト自体が高クオリティで単純に使う気になる
  • 施設内のチームにもどんどん使って欲しい

User放射線画像解析エキスパート(PhD)
+画像解析チーム3名

  • 解析結果がわかりやすい
  • 既存の手段より多くの情報が取れる
  • 使い勝手が素晴らしくよい
  • 始めてから2週間で60例解析した。100例の検討がすぐにできた

Story開発ストーリー

CFD血流解析による医学貢献へ ― 蓄積された知見を活かして

世界的な高齢化の中、脳血管疾患に対する科学的理解の深化と技術革新への重要性はますます高まっています。

過去20年の間に、血管疾患と血流との関連性が学術的に注目されるようになり、数多くの医学研究が実施されました。 特に、CFD(数値流体力学; Computational Fluid Dynamics)を用いた「血流のコンピュータシミュレーション(CFD血流解析)」への関心が2010年代に急激に拡大し、10年間で医学論文の投稿ペースは約3倍に増加しました。 [PubMed]

一方で、旧来のCFD技術は、航空や自動車産業などの工業分野で発展してきた経緯があります。 このため、医学研究のニーズに特化した血流解析技術やソフトウェアは長年にわたり存在せず、脳動脈CFD血流解析研究支援「専用設計の」ソフトウェア開発が求められてきました。

そこで、わたしたちのチームは、約10年間のCFD血流解析の研究実績をもとに、ニーズに適合する最先端ソフトウェア開発に着手しました。 脳血管領域におけるエキスパート研究者(医学・画像・工学)の多くの皆様から徹底的なヒアリングを行い、現場のリアルな声を収集・調査・分析しながら開発を進めてきました。

新世代ソフトウェア「Flow Lens®」では、独自の新技術を導入し、ユーザーニーズに即した直感的な「視る・探る・測る」機能性を実現しました。 ユーザーの皆様に新たな発見や視点をもたらし、医学研究の加速と応用への大きな前進を感じていただけると確信しています。

「Flow Lens®」が皆様の重要な医学研究活動にとって一助となり、新しい時代の医学発展へ貢献できることを願っています。

星 雄陽

開発ディレクター/工学博士
星 雄陽

Takeharu HOSHI, PhD
FlowLens Director

1983生。早稲田大学卒。博士(工学)。 専門は医用生体コンピューティング技術。 これまで、研究機関・テクノロジー企業において、研究責任者・製品開発責任者・部門長を歴任。2021年よりBMEC株式会社の代表。「CFD血流解析」の研究開発に10年携わった経験を活かし、現在、社会実装に注力中。

FAQよくあるご質問

利用のために必要な機器は何でしょうか?

本ソフトウェアは、Windows PCにインストールして使用されます。

導入に際してのPCスペックについては、お気軽にご相談ください。

動作環境は次のとおりです:

  • OS: Microsoft Windows 64bit (Windows11 Pro推奨)
  • CPU: x64 Processor
  • GPU: OpenGL 4.6 対応グラフィックカード
  • Memory: 16 GB以上(推奨:32GB以上・ECC機能付)
  • Storage: 空き容量100GB以上(推奨:SSD)
  • Display: フルカラー 1920x1080 ピクセル 以上
  • Input Devices: ホイールマウス・キーボード

(※上記を満たすすべての環境で動作保証するものではありません)

ソフトウェア使用時にインターネット接続は必要でしょうか?

いいえ、インターネット接続は不要です。
Flow Lensは、オンサイト(ローカル)のWindows PCで動作します。
情報保護が必要なデータを外部インターネットに送信することなく、PC内で処理が完結します。

ソフトウェアへの入力データは何でしょうか?

本ソフトウェアは、サーフェスメッシュ(Surface Mesh)データ形式による血管内腔形状を入力データとしています。

データフォーマットとして、広く用いられているSTL形式(*.stl)に対応しています。

STLデータは、多くの画像解析ソフトウェアや3Dプリンタ付属ソフトウェアが出力対応しています。

CFDの設定にはどのような根拠があるのでしょうか?

本ソフトウェアにおけるCFDの設定(境界条件や計算条件等)は、脳動脈の血流解析研究の分野で多く引用される学術論文を参照し、当該分野で実績があると考えられている設定を適用しています (詳細はソフトウェア付属ユーザーマニュアルに記載しています)。

また、理論値による検証や、異なるCFDソフトウェアの出力と本ソフトウェアの出力を比較検証するなど、CFD計算精度の検証を実施しています。

脳領域以外のCFD血流解析研究に使用できますか?

いいえ、現在のFlow Lensは、脳動脈のCFD血流解析研究に特化して設計・チューニングされています。
他の領域(例:冠動脈・大動脈等)の血流解析を対象としておりませんのでご了承ください。

Docs技術資料

CFD血流解析の技術情報や、最新の学術研究情報をご紹介しています

https://docs.flowlens.jp

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